StarS First Tour DVD発売記念トークショー【前編】

レポート

DVD『StarS First Tour ‐ Live at TOKYU THEATER Orb ‐』
発売記念トークショー【前編】

2014年3月9日17時開演
@品川THE GRAND HALL
StarS:井上芳雄浦井健治山崎育三郎

 

ホールは後ろ半分が段差のある備え付けの椅子、前はフラットで可動椅子が並べられている。
当選ハガキの番号順に並んで入場で席は自由。
真ん中よりやや後ろの番号だったけど、前から10列目の上手のお席を確保できました。
浦井くんはいつも話す相手の顔ばかり見て、あまり前を向かないので、下手だと横顔しか見えないから(笑)
(狙いは的中!いつもの並びで浦井くんは上手ばかり見てました。しかも人の間から浦井くんの姿がバッチリ見えました)
ステージは一段高くなっていて椅子が三つとキーボードが。どうやら歌ってくれるっぽい♪

StarS登場!
浦井くんがDVDのボックスを持っていました。
「じゃあいつものいきますか。皆さんこんばんは。僕たちStarSです!」いえ~~い♪
久しぶり・・武道館以来で4ヶ月ぶり・・とか懐かしがっている3人ですが、「船に乗れ!」のトークショーがあったのをお忘れですか?
いや、まあいいんですけど・・・。
3人の衣裳は浦井くんがネイビーのダンガリーシャツに黒のパンツ。黒地にピンクの柄のあるネクタイ。
芳雄さんがグレーの迷彩柄のシャツにベージュのベスト、白のパンツ。ベストの胸にピンクのチーフ。
いっくんがダンガリージャケットにピンクのシャツ、白地に黒の柄のストール、薄いピンクのパンツ。
「ピンクで合わせているんです」
「(ネクタイを見て)あ、ホントだ~」
「育三郎、ちょっとピンクの分量多すぎじゃない?」
「心機一転!新しいスタートなので!いろいろあったんで・・」会場から頑張れの拍手!
いっくん、芳雄さんの肩に顔をうずめて泣く・・・ふり(笑)
「いろいろあった」件については詳しくは語らず。
でも笑えるような言い方でしょっちゅうネタにしてました。

「いろいろあった」件とは・・

いっくんの所属事務所である舞台制作会社の株式会社アトリエ・ダンカンが、2014年2月1日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが発表されました。
数多くの演劇公演・ミュージカル公演の企画やプロデュースを手がけ、StarSのコンサートも「アトリエ・ダンカンプロデュース」でした。
でも所属タレントを起用した舞台の興行収入は思わしくなく、いっくん主演の「音楽劇・船に乗れ!」もStarSトークショーがあった日以外は空席が多く、実のところ経営は自転車操業だったようです。
StarSは黒字だったと思われますが、その収入は別興行の赤字補填に使われたようで、武道館コンサートの制作スタッフへの支払いが滞り、破産報道後はTwitter上でも補償を求める書き込みをよく見かけました。
その後どう補償されたのかは不明です。
ちなみに、いっくんたち所属タレントは一切知らされていなかったようです。

 

「いろいろありまして、みなさんにもご心配おかけしたと思います」
「でも心配ご無用です!」
「なんでお前が・・」
「育はミュージカル界にはなくてはならない存在だし、大丈夫。そして一生StarSのメンバーです!」
「それは最初から揺らいでないだろ」
芳雄さんが浦井くんの熱い言葉をちょっとつっこんで笑いにしていたら
「でも・・今のでじーんとしました」
そんな三人の絆に私もじーんとしました。

それから芳雄さんが浦井くんの後頭部の髪の毛を下からバサバサ触りながら
「なんだこの色は。お前は本来の自分の色を忘れたんじゃないか?」
とつっこみ、浦井くんはなんか嬉しそう。

「今日からStarS第二章です!」
「武道館で第一章が終わって」
「武道館、どうでした」
「あ、なんか今日すごい進めてくれるね」
「凄い、健ちゃん」
「俺成長したでしょ。4ヶ月で成長したんです。4ヶ月あって」
「4ヶ月は誰にでもあったよ」
そして武道館話。ステージから見た光景がすごかったことや2曲目終わった後の疲労感のことなど。
「お客さんの声がどわーって押し寄せてくるの(おっさんみたいな低い声で)いえ~い!って」
「そんな声だった?もっとかわいい声だよ」

「武道館から4ヶ月、どうしてました?」
「4ヶ月間にあったこと全部話せってか?」
芳雄さんの仕事のことを浦井くんが
「この前まで蜷川さんで、今はあしながさん」
「蜷川さんとあしながさんを一緒にしないでください」
「足の長い蜷川さん」←もうわけがわからない。
「今のはいらない」←ばっさり斬られる。

いっくんは浦井くんのシャーロックも芳雄さんの「冬眠熊」も両方観にいったそう。
浦井くんも「冬眠熊」を別の日に観たそうで、セットの回転寿司話で一盛り上がり。

・「冬眠熊」は蜷川幸雄さん演出の「冬眠する熊に添い寝してごらん」
・「あしながさん」はもちろん「ダディロングレッグズ
・「シャーロック」は「シャーロック・ホームズ~アンダーソン家の秘密~」

シャーロックをすごく面白かったといういっくん。
「うん、面白か・・った」
「あなた観に来てないでしょ」
「なんか面白いって評判が良かったから観に行かなかった」
「なんで~?グループのリーダーでしょ~」
「ほんとに面白いと悔しいし、思ったほど面白くないなとか思うのもイヤだし・・」
とかいろいろぐちゃぐちゃ言ってましたが、結局は公演期間が「どんかぶり」で見る時間がなかったとのことでした。

「トークショーとかやった?」
「やりました。でも一路さんとかさとしさんがボケるから、あまりボケられなくて・・」
「浦井くんは空気を読むボケだもんね。育は?」
「やってないですね」
「トークショーどころじゃなかった・・」
「・・・なかった(苦笑)」
ちなみに芳雄さんは前日もあしながさんのトークショーだったらしいです。
共演の坂本真綾さんは芳雄さん以上のツッコミだそうで
「つっこんだら倍以上つっこみ返される」
「リーダーが突っ込まれるんですか?」まじビックリしてました。

ここにいるお客さんはすごい倍率をクリアして来ているという話になり、
「何万通もの応募・・」
「何万もいってない。そんなに売れてない」
でもDVDがオリコンチャートに入った話をデイリーで3位になったと浦井くんが発言。本当はウイークリー。
「ウイークリー?デイリー?どっちだ?わかんない。」って、もう!オリコン担当って自称してたのに。
浦井くんが持っていたのは芳雄さんのDVDだそうで、実は昨日封を開けたばかり。
「あ~、だからきれいなんだ」
「明日トークショーだから見とくか。へー、こんななってんだ、って」
「こんな大きいDVD見たことない」←確かにね。箱がね。
芳雄さんはDVDはまだ観ていないそうで、
「自分の出てる映像とかあんまり見ない。ふたりは観たの?自分大好きか!」
「メイキング見ました」
「だいたいみんな自分好きでしょ」
浦井くんはメイキングを見て感動していたらしい。
「素の僕らが映ってて、なんか感動しちゃって・・友情とか」
「友情?映ってた?」
「支えあう精神とか・・芳雄さんの適当なコメントとかうれしいな~って」
何が嬉しいんだか誰もわからない。
「こんなとこも撮ってたんだ、とかありましたね」
CDを聞いた芳雄さんは
「懐かしい、あの時の気持ちが甦る」と言いつつ、
「浦井くんが時々「いえ~い」とか「one more」とかいうのがイラッとする」
「あ~、疲れてくるとやるやつね。「You Can’t~」とかの」
「あれは~、僕3番目だから温存しとこっかなと思って」
「認めたよ」
「二人の歌って素晴らしいじゃないですか。だから最後の一音だけ合わせれば」
「もうこの話、俺ら何回してんだよ」
笑いでごまかす浦井くん。
「DVDでは浦井くんがサボってるの映ってないの?」
「映ってない、映ってない」←いえ、バッチリ映ってます。

いっくんが回収したはがきに書かれた質問を読む担当として進行を始める。
「“オリンピックコンサートご出演、おめでとうございます”」
「ありがとうございます」
そこから質問をほったらかして話が進む。
「オリンピックコンサートって知ってます?」
「・・知って・・ます」←実は知らない。
「(出演するのに)知らないって言えないよね~。僕去年出さしてもらったんですけど・・」
オリンピックコンサートとは「スポーツと音楽の融合」という芳雄さん。
「スポーツと音楽の融合?走りながら歌うんですか?(ハアハアしつつ)でぃすぃ~ざ、もーめん~とか」
「浦井くんだけ勝手に走ってて」←バッサリ。
本当はオーケストラの音楽と一緒にオリンピックの映像が流れたりするもので、結構感動的だと話す芳雄さん。
去年はフィギュアスケートの羽生君にも会ったと言う話から、
「プーさん好きなんですよね」
「羽生くんが?」
「大輔くんも来るかな~」
フリーダム浦井にふたりとも何も返せず。
「四回転とかスローで映すとキツくない?こんな・・(ひょっとこみたいな顔でゆっくり身をよじる)」
「選手に謝れ!」
「あの~質問まだなんですけど・・・」

質問は「スポーツに関する想い出はありますか?」でした。
「二人はスポーツしてたんだよね。育三郎は野球だよね」
いっくんは野球をかなり本格的にやっていたそうです。
小学校の時全国大会で8位まで進んで、いっくんはキャッチャーをやっていたのに突然監督に「ピッチャーをやれ」と言われ、投げたら負けて号泣したとか。
「僕は水泳とサッカーとテニスやってました」
「なんか感じ悪いな」
「あとは簿記・・1級」
「それスポーツと関係ない」
「それと剣玉は二段」
「それは・・ギリギリスポーツでいいか」
浦井くんはどれもかなり本格的にやっていたそうで、公式テニスは手にマメができるくらいやっていた(基準が謎すぎる・笑)
サッカーもクラブチームに所属してやっていたらしくて、ポジションを何か言ってたけど忘れた。
水泳はクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの個人メドレーを選手コースで頑張っていて、潜水も50mくらい泳げるとか。
「水泳やってると耳かき?水かき?できるっていうじゃないですか?」
「耳かき?」
「あ、水かき。今はなくなったけど水かき出来てたんですよ。人間って進化するんですね」
カッパに進化?した浦井くんを妄想・・。

芳雄さんは正直スポーツは得意じゃないし、特にやっていなかった。
生徒会はやっていたけど帰宅部だったそうです。
「背が高いと運動神経がよさそうとか思われるよね」
「へ?」
「バスケとか」
「あ~」
「ド下手でもないけど、あ、そんなもん?みたいにがっかりされる」
Jリーグが始まった時は中学生で本当にイヤだったと。
「何がオレ~オレオレ~だよ」
だからぶっちゃけ去年オリンピックコンサートに出たとき、話のネタがなくて困ったらしい。
なのでミュージカル俳優の仕事もアスリート的な部分があるとか、そういう話をしてしのいだ(笑)
今回はふたりがスポーツをやってたので、新しい話ができそうとのこと。
「でも芳雄さん何でも上手そう。テニスとか(ラケットで打つふり)バシッて打って、キラキラ~みたいな。いい匂いしそう。」
さすがの芳雄さんも苦笑いでからめない。更に
「槍投げとかします?リーダー槍投げ上手そう」と意味不明なことを言い始め
「次の質問行きま~す」←Good Job!
「今のいいね」
「(浦井くんの扱い方を)思い出してきた」

次の質問は「卒業ソングの思い出について」
「卒業ソング・・『仰げば尊し』以外ででしょ?ん~」
「そつぎょ~しゃし~んのあのひとは~~」モノマネ?で突如歌いだす浦井くん。
芳雄さん・・チラ見しただけで無視。
「そつぎょ~しゃし~んの・・」しつこく歌う。鼻にかかっただけで全然似ていない。
「ああ、荒井ユーミンね。歌ったの?」
「歌いました」←かまってもらえて嬉しい。
「卒業式じゃないんですけど、中3の合唱コンクールで『民衆の歌』を歌いたくて。でもみんな知らなくて嫌がってたんだけど」
楽譜がなくて先生がコードから譜面を起こしてくれてみんなに歌わせたらしい。
「でも思春期だからみんなちゃんと歌わないの。『おい野球部ちゃんと歌えよ!』って歌わせて」
「その頃から歌ってたんだ!」
「俺は歌じゃないけど卒業生の一言みたいので『ミュージカルスターになる』って言ったら爆笑された」
「僕も中1の自己紹介で自分の夢を言わされて『ミュージカルスター』って言ったらドッカ~ンでした」
「それが今では!ねえ!ミュージカルスターですよ!」
「あの時笑った奴ら・・絶対チケットとか取ってやらない」
「根に持ってる!」

次の質問「『俺、StarS!』って思うのはどんな時?」
「前に服を買いに行ったとき、オンエアの時だったんですよ。『スッキリ』かな?なんかのとき、店員さんに『スター・・エスの人ですよね』って言われて」
「難しい読みかただな」
「あ、そうです、エスですエス!って。初めて知ってる人に会った!」←訂正しなくていいのか?
「僕は、最近どこの現場でもStarSのこと聞かれますね」
「みんな気になってるからね」
「どこ行っても(きつめの口調で)『StarSすごいらしいじゃん』とか『StarSどうなんだよ』って」
「なんでみんな怒ってるの?」
「業界によくある嫉妬ですね」
「しがらみ~!」←ズボン破くなよ
「岡(幸二郎)さんにも(オネエっぽく)『どうなのよ』って」
「武道館のことはホント聞かれるよね」

この流れだったか・・定かではないのですが・・・。
「武道館、(ステージの)ギリギリまで入ってて後頭部まで見られて」
「浦井くんはおケツまで」
「あはは~~」
「今日もこの下はふんどしをね」
「そう、ふんどし、男女ともブームらしいですよ?」
「女子も?じゃあまさか皆さんも?」
「そう。穿いてると思います」
「絶対誰も穿いてないよ。話を大きくするな」
「ははは~~」
「また笑顔でごまかしてるよ」

ついでにどの流れで言ってたかわからないネタ・・ムック本。
「武道館のムック本、見ていただけましたか?」
観客はもちろん拍手。
「ムック本ってまず重版にならないらしいんですけど」
「じゅうばん?」←漢字が浮かんでいないらしい。
「重版。もう1回印刷すること。StarSのは重版されたそうですよ」
「じゃあもうないんですか?」
「最初のはもうない。今並んでるのは重版したやつ。」
「愛ですね!」

次の質問「最近見た面白い夢は?」
「僕ね~、夢の延長で生きてるときがあるんです」
芳・育・観客全員も??
「朝起きて~夢に出てきた人とまだ一緒にいるつもりでコーヒー飲んでたりする」
芳・育・観客全員、更に????
「こないだはそれが芳雄さんと育で」
「俺らが出てきたの?」
「三人でテーマパークに行ったんですよ。で、ジェットコースターみたいのにのって降りたら、育がわ~~って泣いてて」
「僕が?泣いてんの?」
「どうしたの?どうしたの?って聞いたら育が『(TдT)すたぁずぅ~~~』って」
わけがわからない夢だけど、きっと「いろいろあった」いっくんを心配する気持ちが出たんでしょうね。

「でも人の夢の話ってどう反応していいかわかんないよね」
「確かに」
「僕はオカメインコ飼ってるんですけど、そのケージ(相当でっかい?)にゴリラがいるんですよ。」
さらにわけがわからない夢の話を語りだす。
「ゴリラ?」
「でも仲良しなんですよ。それがある日急にゴリラが暴れだして、うちのインコが血まみれになってて、泣きながら獣医に診せに行く夢。起きてすぐケージ確認しに行った」
なんかちょっとやばいよね・・みたいな話になって
「なんかあんのかな。夢占いとか調べたほうがいいかな」
「僕は~竜巻が追いかけてくる夢」
「それは・・精神的なものが・・・」
「逃げても追いかけてきて、家に隠れたんだけど外はぐわ~~ってなってて」
「それ以上言うな!」
夢占い、見てみようということで決着。いっくん・・・頑張れ。

次の質問「3人でミュージカルをやるとしたら」
「本当は怖いグリム童話みたいなのとかやりたい。三人が兄弟とか」
「三匹のこぶたとか?」
「家が飛ばされるやつでしょ?」
「あ~、夢とリンクしてるよ!」
「わ~~」
「浦井くんは藁でしょ」
「あれは三男が一番しっかりしててレンガ」
「俺が藁か~~」←うなだれる。
「めんどくさそうに作ったんだよ、きっと」←浦井くんの逆襲。
「♪藁がいちば~~ん♪(テキトーに歌う)って?ミュージカルで?」
「♪うちは大丈夫~♪(更にテキトーに歌う」
「あはは~~~~」
「ミュージカル『三匹のこぶた』出演StarS!帝劇1ヶ月公演!」
「フルオーケストラで。あ、でも役は入れ替わりにしない?全員でまわそうよ」
どうしても藁の家に納得できないらしい。
「狼はだれがやるの?」
「祐さんじゃない?」ここからはもう大爆笑の連続!
「(モノマネで)狼だぞ~!ふ~~っ!」
「マント翻して・・遠吠え」
「(モノマネ)吹き飛べ~~」
(このあたりはみんなノリノリで祐さんネタで遊びまくり、誰が何を言っていたのか定かではない)
「2幕は狼のソロから」←観客全員、絵が浮かんでました。

後編に続きます・・・・・

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